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2014年8月17日 (3日目) 日曜日 西く-07b
「クロイコビン」
ケースつきの新作キット、「ちびDACキット」を頒布します。 ヘッドホンアンプつきのUSBDACキットで、厚み1cm、5.5cm角のコンパクトボディが特長です。ケースつきなので、できあがったものはそのまま便利に使えます。もちろんバスパワー動作で、iPhoneなどのモバイルデバイスにも対応しています。
はんだづけの難しい部品はすでに基板に実装されていますので、電子工作初心者の方でも簡単に組み立てできます。USBDACキットでは定番のコンデンサ交換にも対応しています。
どれくらいご要望のあるものかわからないので、今回はパイロット的に小数部のみ頒布の予定です。 売れ行きやご要望が多ければ、冬コミで増産したり秋葉原で委託販売したりしますので、万が一完売した場合も、どうぞお声がけください。
また、以前から頒布している「ちびモ」の専用ケースも頒布します。家庭用3Dプリンタで製作したケースですので、クオリティはそこそこです。(例えて言うならば、コピー本みたいなものです。)
形は1種類ですが、白と黒の2色があります。お好きなほうをどうぞ。
さらに、今回は本の新刊もあります。間に合いました。3Dプリンタを使って、電子工作のケースをつくろう、という本です。3Dプリンタの導入から、ケースのモデリングの方針、プリント後の寸法精度の調整といった、入門のあたりを解説します。
以前から出している「USBモニタをつくろう」とはタイトルが違いますが、内容としては「6巻 ケース編」ととっていただいてもOKです。
ニコニコ動画で紹介していて、AKIBA PC Hotline にもとりあげられた、小型、USB接続、高解像度、白黒の液晶モニター「ちびモ」を組み立てられるキットと、設計や制作を解説した本を頒布しています。
「ちびモ」キットの内容と組み立て例は、以下の画像を参照してください。 ピッチの細かい部品ははんだづけ済みで、マイコンのファームウエアも書き込み済みです。 表面実装のコンデンサ等、ある程度大きさのある部品を12点〜18点はんだづけして、液晶モジュールを接続すれば完成です。 液晶表示モジュールは付属しませんので、別途ご購入いただく必要があります(ネットで通販できます)。
詳細は未定ですが、今回は専用ケースも頒布します。家庭用3Dプリンタで製作したケースですので、クオリティは期待しないでください。(例えて言うならば、コピー本みたいなものです。)
キットの詳細な組み立て説明や、組み上がったあと動作させるための ソフトウエアの配布は、専用のwebページ(キット説明書にURL記載)で行います。
完成した「ちびモ」は、このコントロールソフトと組み合わせれば、Windows 7 環境で、PCの画面をミラーして表示できるほか、PCに未使用の画面出力ポートがあれば、それを論理的に使って、セカンドモニタのようにも使えます。
このほか、プログラムからデータを送って自在に表示を行えるサンプルプログラムもあります。「ちびモ」自体も Arduino 互換のハードウエアですので、プログラムを書かれる場合は、さらに多用途にお楽しみいただけます。
「ちびモ」とキットのデモを、ノートPCのバッテリがもつ限り閉会まで、行います。