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q61.org :: ニキシー管付CPUメーターキット :: 組み立て方 (基板バージョン:20190123)

目次

このページは、デスクトップ版のCPUメーターの組み立て方のページです。5インチベイ内蔵版の組み立て方については、こちらをご覧ください。
また、基板バージョン 20171206 の組み立てについては、こちらをご覧ください。

  1. 基板をはんだづけする
  2. アナログメーターの準備をする
  3. アナログメーターを配線し組付ける
  4. ケースを組み立てる
  5. 通電確認・調整する
  6. ドライバーをインストールする
  7. うまく動かない場合は
  8. グレードアップしたい方は

基板をはんだづけする

 

青いメイン基板に部品をはんだづけします。キットに付属の部品リストと上の基板写真を参考に、はんだづけを行ってください。以下に、いくつかポイントを補足します。

基板組み立て完了後、目視およびテスターで、部品の間違いや向きの間違い、ショート等がないことをよく確認してください。

アナログメーターの準備

お好みに応じて、アナログメーターの透明カバーを外し、中のパネルに付属のメーターシールを貼ってください。透明カバーはマイナスドライバー等を使ってこじ開けます。中のパネルはプラスドライバーでねじを外すことで外せます。

また、次のステップに進む前に、アナログメーターのゼロ点を調整しておいてください。ケースに組み込んでしまうと、ニキシー管が邪魔になってゼロ点調整ができなくなります。

アナログメーターを配線し、フロントパネルに取り付ける

2ピンワイヤーと、アナログメーターに付属のネジ類を使って、アナログメーターをフロントパネルに取り付けます。ケースに取り付ける前にメーターのゼロ点を調整しておいてください。以下の動画を参考にしてください。

ケースを組み立てる

先に基板を底面プレートにねじ止めしてからケースを組み立てます。以下の動画を参考にしてください。

アクリル板同士の噛み合わせは少々キツめにしてあります。組みにくい場合は、カッターナイフやヤスリ等で歯の部分を削って調整してください。

通電確認・調整する

ケースへの組み込みが終わったら、PCに接続する前に、壊れてもよいUSB電源アダプターに接続します。ニキシー管が「00 00」の表示になり、アナログメーターが右に振れればOKです。

(ファームウェアの不具合により、アナログメーターが一瞬のみしか右に振れない場合があるようです。この場合はPCに接続後100%点の調整を行ってください(後日修正します。))

しばらく放置して、異常発熱、発煙、焦げた臭い等がないことを確認してください。30秒~40秒するとタイムアウトし、ニキシー管の各数字が点灯したのち、スリープモードに入ります。スリープモード中は高圧電源をオフにしますので、ニキシー管は消灯します。

異常がなければ、USB電源アダプターに接続したまま、アナログメーターの100%点を調整します。本体裏の調整穴から半固定抵抗器を回して、アナログメーターが100%を指すようにします。

ドライバーをインストールする

メーターに搭載されているUSBシリアルチップのドライバーをインストールします。FTDI社のページから、お使いのOSに合うドライバーをダウンロードし、インストールします。

メーターをPCに接続し、「USB Serial Port」として認識されれば、成功です。このあとはニキシー管CPUメーターのページに戻って、使い方を参照してください。

うまく動かない場合は

ニキシー管が点灯しなかったりメーターが振れなかったりする場合は、各部のはんだづけの状態と、部品の向きを確認してください。それ以外の特徴的なトラブルを以下に挙げます。

メーターが右でなく左に振れる
メーターの接続がプラスマイナス逆になっています。メーターのコネクタを逆にしてください。
ニキシー管の数字が1管だけおかしい、ニキシー管が水色に発光する
ニキシー管のピンがズレてはんだづけされている可能性が高いです。ホットエアガン等を使っていちどニキシー管を取り外し、ピンの対応をよく確認し、はんだづけしなおしてください。

グレードアップしたい方は

アナログメーターは、秋月電子で販売されている DE-550 (100uA) に交換ができます。DE-550 のほうが、キットに付属のメーターより格段に精度が高く、正確なアナログ表示ができます。