このページは、デスクトップ版のCPUメーターの組み立て方のページです。5インチベイ内蔵版の組み立て方については、こちらをご覧ください。
また、基板バージョン 20171206 の組み立てについては、こちらをご覧ください。
青いメイン基板に部品をはんだづけします。キットに付属の部品リストと上の基板写真を参考に、はんだづけを行ってください。以下に、いくつかポイントを補足します。
基板組み立て完了後、目視およびテスターで、部品の間違いや向きの間違い、ショート等がないことをよく確認してください。
お好みに応じて、アナログメーターの透明カバーを外し、中のパネルに付属のメーターシールを貼ってください。透明カバーはマイナスドライバー等を使ってこじ開けます。中のパネルはプラスドライバーでねじを外すことで外せます。
また、次のステップに進む前に、アナログメーターのゼロ点を調整しておいてください。ケースに組み込んでしまうと、ニキシー管が邪魔になってゼロ点調整ができなくなります。
2ピンワイヤーと、アナログメーターに付属のネジ類を使って、アナログメーターをフロントパネルに取り付けます。ケースに取り付ける前にメーターのゼロ点を調整しておいてください。以下の動画を参考にしてください。
先に基板を底面プレートにねじ止めしてからケースを組み立てます。以下の動画を参考にしてください。
アクリル板同士の噛み合わせは少々キツめにしてあります。組みにくい場合は、カッターナイフやヤスリ等で歯の部分を削って調整してください。
ケースへの組み込みが終わったら、PCに接続する前に、壊れてもよいUSB電源アダプターに接続します。ニキシー管が「00 00」の表示になり、アナログメーターが右に振れればOKです。
(ファームウェアの不具合により、アナログメーターが一瞬のみしか右に振れない場合があるようです。この場合はPCに接続後100%点の調整を行ってください(後日修正します。))
しばらく放置して、異常発熱、発煙、焦げた臭い等がないことを確認してください。30秒~40秒するとタイムアウトし、ニキシー管の各数字が点灯したのち、スリープモードに入ります。スリープモード中は高圧電源をオフにしますので、ニキシー管は消灯します。
異常がなければ、USB電源アダプターに接続したまま、アナログメーターの100%点を調整します。本体裏の調整穴から半固定抵抗器を回して、アナログメーターが100%を指すようにします。
メーターに搭載されているUSBシリアルチップのドライバーをインストールします。FTDI社のページから、お使いのOSに合うドライバーをダウンロードし、インストールします。
メーターをPCに接続し、「USB Serial Port」として認識されれば、成功です。このあとはニキシー管CPUメーターのページに戻って、使い方を参照してください。
ニキシー管が点灯しなかったりメーターが振れなかったりする場合は、各部のはんだづけの状態と、部品の向きを確認してください。それ以外の特徴的なトラブルを以下に挙げます。
アナログメーターは、秋月電子で販売されている DE-550 (100uA) に交換ができます。DE-550 のほうが、キットに付属のメーターより格段に精度が高く、正確なアナログ表示ができます。