説明
小さな置き時計です
小型のニキシー管を6本使った、手のひらサイズの置き時計です。作業机の上やテレビの横、寝室の枕元など、どこででもニキシー管を楽しめます。
電源はMicro USBで、ACアダプターが付属します。PCのそばに置く場合は、PCのUSBポートに接続して使うこともできます。
ニキシー管 B-5755
こちらのモデルは日本で生産された小型ニキシー管 B-5755 を使っています。計測器などによく使われたようです。日本製のニキシー管は早い時代に生産を終了していて、市場在庫も枯渇している中、運よくまとまった数が手に入りました。
この時計に使用している B-5755 はニキシー管の「本家」 Burroughs ブランドのもので、背中に NIXIE の文字があります。「ニキシー管」というのは元々は同社の商標だったので、このように管の背中に NIXIE の文字があるのは Burroughs の管のみ。この点でも貴重なニキシー管です。
くっきりとした発光、読みやすいフォント、数字を邪魔しない前面の細かなメッシュなど、見た目も実用性も抜群です。さらに、管内の数字の前後の並びに工夫があり、数字をひとつずつカウントアップするときはスムーズに前後に動くようになっています。下の動画でスタンダードモデルの IN-16 と比較してみてください。
B-5755 は新品と思われる状態のものを使用していますが、ニキシー管は原理的に、「新品」と「程度のよい中古品」の見分けが非常に困難なので、新品である保証はできません。ただし中古であったとしても、ニキシー管自体の寿命にはほとんど影響ありません。(別の言葉で言うと、寿命が短くなっている管は外見からすぐわかるので、そのような管は使用していません。)
デザインコンセプト
黒井電波のニキシー管時計は、「主役はニキシー管」「10年以上使える時計を目指して」の2つのコンセプトでデザインしています。詳しくは こちらのページ をご覧ください。
主な機能
- 時刻表示、日付表示
- 本体裏側のボタンを押すと3秒間日付表示になります。
- シャッフル機能
- 数字を高速でパラパラ切り替える表示を行えます。1分毎、10分毎、1時間毎(標準)、オフ、の設定が可能です。
- 明るさ調整機能
- 周囲の明るさに自動的に合わせるモード(標準)、もしくは8段階の固定明るさ設定が可能です。
- 数字切り替えモード設定
- 上の動画のようにじわっと変わるモード(標準)、もしくは一瞬でパッと切り替わるモードを選べます。
- アップデート機能
- 将来的に機能追加が行われた場合は、PCと接続してUSB経由でアップデートが可能です。
主な仕様
- 本体サイズ: 幅119mm × 高さ70mm × 奥行き43mm
- 消費電力: 5V 0.3A (MicroUSB)
- 付属品: USBケーブル、USB電源アダプター
- 時計精度: 月差±9秒以内
- 別売の GPS タイムキーパーを使用すると自動的に時刻が合います。(商品ページ準備中)
取扱説明書
保証について
- ご購入後、通常のご使用で1年以内に故障した場合、ニキシー管の不点灯を除いて、無償で修理いたします。
- ニキシー管の不点灯については、交換用ニキシー管の確保の都合上、ご購入から1ヵ月は無償修理、その後は原則として有償で修理いたします。
- 落下等の衝撃でニキシー管が破損した場合も有償にて修理可能です。
- 予備のニキシー管は余裕をもって確保していますが、交換修理は先着順にて行いますので、枯渇してしまった場合はご容赦ください。
購入制限・販売スケジュールについて
この商品はおひとり様1台のみご購入可能とさせていただきます。複数個ご購入されたと判断した場合、注文をキャンセルさせていただきます。ご了承ください。
また、使用しているニキシー管の特性上、品質管理が難しく、商品の見た目が個体ごとに大きく異なるので、現在はイベントでの対面販売をメインにしています。通信販売への在庫補充のタイミングはごく稀になります。この点もご了承ください。
その他ご注意いただきたい点
- なるべく選別してはいますが、ニキシー管は個体差が大きいため、管の高さや傾きが揃わないことがあります。点灯時にできるだけ文字が平行になるように製作していますのでご了承ください。
- 裏面の型番の印刷についても、なるべく鮮明なものを選んでいますが、部分的にカスレているものは良品として出荷することがあります。また、印刷の上に軽度の汚れがあり、汚れを除去すると印刷も消えてしまうような場合には、あえて汚れを残したままにしております。ご了承ください。
- 使用しているニキシー管は相当古いものと思われ、しばらく電源を落としていると、次に電源を入れたときに点灯しにくかったりチラツキが発生したりすることがあります。このようなときは、電源を入れた後、時計全体に上から強い光を1分ほど当ててみてください。