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q61.org :: ニキシー管CPUメーターキット :: 使い方 :: Mac版アプリ

概要

ニキシー管CPUメーターのMac用アプリは、主に作者のMacスキルが充分でないため、現在簡易版になっています。そのため設定や使い方が少々特殊です。以下のステップに沿って、設定を行ってください。

インストール前に

Mac版ニキシー管CPUメーターアプリは、pyserial を使います。まず Mac に pyserial をインストールします。以下のステップに沿ってインストールを行なってください。

  1. 「ターミナル」アプリを起動します。
  2. sudo easy_install pip を実行します。
  3. sudo pip install pyserial を実行します。
  4. python -c 'import serial' を実行し、何もメッセージが出ずに終了すれば、pyserial のインストールは成功です。

インストール・設定方法

まず、以下のzipファイルをダウンロードして、Nixie Meter.app を適当な場所に配置します。アプリケーションフォルダでも、個人ディレクトリ内でもOKです。

Mac版アプリ:ニキシー管メーターコントロールアプリ 2018.10.31版

CPUメーターを正しく動かすには、シリアルポートの設定を行う必要があります。以下のステップに沿って設定してください。

  1. CPUメーターをUSBポートに接続します。
  2. 「ターミナル」アプリで ls /dev/tty.usb* を実行し、出てきたデバイスパスを記録します。以下の写真の例では、/dev/tty.usbserial-DA01GEZ4 です。
  3. Nixie Meter.app を右クリック(2本指でクリック)して、メニューから「パッケージの内容を表示」を選択します。
  4. config.txt ファイルを見つけてください。Contents フォルダの中の Resources フォルダに入っています。
  5. config.txt ファイルをダブルクリックして、編集します。
  6. device = ... と書いてある行に、先ほど記録したデバイスパスを記入します。
  7. config.txt ファイルを保存します。

使い方

Nixie Meter.app アプリをダブルクリックして起動すれば、CPUメーターにCPUとメモリの使用率を表示します。起動から10秒ほどしてから表示が始まります。30秒ほど待っても表示が始まらない場合は、USBケーブルを挿し直し、上の「設定」をやり直してください。設定が間違っていてもエラーメッセージ等は表示されません。

今のところ、Nixie Meter.app には一切の画面表示がありません。Dockに出るアイコンで起動状態を確認してください。

Dock から Nixie Meter のアイコンを選択し、「ログイン時に開く」を選択すると、ログイン時に自動的にCPUメーターを起動することができます。

使い方の注意

Nixie Meter.app 起動中に CPUメーターをUSBポートから取り外しても、エラーにはなりません。CPUメーターがUSBポートに再接続され次第、CPUとメモリの使用率の表示を再開します。(再開まで20秒ほど待ち時間がある場合があります。)

ユーザーがログアウトすると Nixie Meter.app も終了するので、ログアウト中や再起動中はCPU等の使用率を表示することはできません。

Nixie Meter.app をアンインストールする場合は、単純に、最初に配置した場所から削除してください。

その他

Nixie Meter.app は Platypus を使用しています。

ソースコードは Nixie Meter.app 内に入っています。(Python スクリプトです。)改変、再配布は、MIT ライセンスに基づいて行なってください。